渋谷公会堂建て替えへ
重量挙げ会場として、１９６４年の東京オリンピックで使われた東京都渋谷区の渋谷公会堂が 老朽化にろり、隣接する区庁舎と共に建て替えられることが決定した。早ければ２０１５年度中に公会堂は取り壊され、１８年度中には新築される予定だ。その後もコンサートの会場や、ＴＢＳの人気ＴＶ番組「８時だョ！全員集合」などとして使用されてきた。議員提案による建て替え決議を渋谷区議会は賛成多数で可決した。重量挙げで三宅義信さん（現日本オリンピアンズ協会副会長）が、前回の東京五輪の開催年に完成した公会堂では、同大会日本選手団の金メダル第１号を獲得している。５月に区議会も建て替えか耐震補強工事を行うか、特別委員会を設置して検討を行っていた。２０２０年には東京オリンピックの開催も決まっているが、今回のオリンピックでは使用されることはないでしょう。しかし高度成長に建てられた建物は、今後軒並み建て替え工事か補強工事が必要になるでしょう。国立競技場でも一悶着ありましたが、他の建物も財源の確保など課題が出てくることは間違いありません。オリンピックに託つけて工事を行えば、予算が確保しやすくなるという目論見もあるでしょう。
